20代をムダにしてないか?社会人最初の3年間の価値を知ろう
社会人初期の仕事の経験には
孵化したばかりの鳥の赤ちゃんにみられる
「刷り込み(inprinting)」
のようなインパクトがあります。
就職活動に苦労した人ほど
内定をもらった時点で
安心してしまうものかもしれません。
でも本当の試練は
入社してからすぐにやってきます。
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吸収力の高い20代前半で何をしてきたか?
これによって20代後半以降の流れが決まります。
人生においても、重要なポイントです。
あっという間に過ぎ去ってしまいますが
本人が思う以上に大切な時間なのですよ。
そのことに気が付くのは
私のように人生の後半になってからですが。
ちょっと胸騒ぎを覚えたなら
この先をぜひ読んでみて下さいね。
必要な方には
人生を変えるインパクトがあります。
最初の仕事はキャリアの「基準点」
コロナ禍での就職活動は以前と異なり
オンラインによる面接が
かなりの割合で実施されたようです。
なかには一度も会社を訪問せずに
入社が決定するケースもあるとか。
どんな年の就職活動でも
職場とのミスマッチは起きるものですが
例年よりも深刻化しているかもしれません。
だからこそ注意しなくてはなりません。
時間を無為に失っていないかどうか。
当事者こそ一番わかっていないのです。
最初の仕事のもつインパクト
生涯を通じてみると、いろいろ経験するであろう
仕事のうち「最初のもの」にすぎません。
しかし実は影響力が大きいのです。
この最初の仕事は、その後に出会う仕事に対して
常に比較対象となります。
「職場はどういう雰囲気で
どれくらいハードで、給料はこれくらい」
転職のたびに参考にする基準点ですね。
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これから終身雇用なんて
どうなるかわかりませんし
転職する気がなくても
会社そのものが倒産するかもしれない。
だから、せめて最初の仕事こそ
納得できる状態からスタートしたいものです。
20代は将来の伸びしろも決めてしまう大事な時期
習い事の世界では
悪いクセがついてしまうと
修正するのが大変といいます。
仕事でも同じです。
周囲と合わせてしまって、自分自身を
「そこそこの水準」に設定してしまうと・・
自分自身の商品価値が乏しくても
自分ではその事実に気が付かなくなります。
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働いていること自体で十分と考えてしまうと
わざわざ負荷をかけないのも当然です。
「そこまでやらなくてもいいか」
人は安易な方向に流されるものなのです。
20代、特に社会人の最初の数年間は
初めてのことばかり。
当然、吸収力だって最大期を迎えています。
生涯の仕事のポテンシャルは
この時期に決まってしまうと覚えておきましょう。
第2新卒にみた刷り込みの影響力
かつて職場でみた「刷り込み」のこわい例を
ご紹介したいと思います。
私が転職した会社の同じ部署(経理部)に
第2新卒の若者が採用されたことがあります。
第2新卒とは新卒で入社したものの短期間で退職し
新たに就職活動を始めた人のことです。
「なんとなく」で就職した新人
面接で口にした経理への志望動機は
驚くべきものでした。

なんとなく数字が好きそうな気がして
話してみると「経理」という仕事を把握せずに
応募していたことがわかりました。
現場としては当然NOの判定を下しましたが
経営サイドはせっかくの応募ということで
まさかの合格判定に。
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彼女の前職での社会人経験はわずか1カ月。
もともとは営業事務として入社したのに
配属されたら営業となったので
退職したとのことでした。
社会人経験も、経理の知識も
ほぼ白紙の状態で入社したことになります。
先輩たちと同調することで起きること
実はこの時点では、先輩社員たちも
入社数年の若手社員しかおらず
まともに決算作業を行った社員は
一人もいませんでした。
おそらく長いこと会計事務所に
丸投げだったのでしょう。
経理部の役割は
年商数十億の親会社と複数の子会社を
まとめて管理する立場でしたが
総社員数が100人規模の会社でも
そんな社員で構成されていたのです。
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「やったことがないのだから
自分の仕事ではない」
”積極的に自分のできることを探す”
とは真逆の消極的な姿勢。
おだやかそうに見えても
内面は守りに入った頑固者ばかり。
代々受け継がれていたこの文化は
私の在職中に大きく
変えることができませんでした。
第2新卒の彼女も、こうした先輩に
仕事を教わっていたため
またたく間に染まっていったのです。
ルーティンワーク以外はやらない
経理という部署は
「簿記」という資格で知られている
高度な知識が必要な専門職でもあります。
私はことあるごとに
「勉強しないことには仕事にならないよ」
彼女に資格の取得をすすめました。
しかし資格手当の設定された初心者向けの
ものを除くと、前向きに努力することはなかったのです。
その後3年ほど関わりがありましたが
残念なことにルーティンワーク以外のことは
覚えようとしませんでした。
その後の将来は
おそらく会社に求められるまま
同じ仕事を続けるのでしょう。
ですが、他の会社では全く通用しません。
決められた作業しかできないのですから。
残念ながら何年勤務しても
その状況は変わらないはずです。
最低限の簿記※を学んだ新人が入ってくれば
簡単に窓際に追いやられます。
※学習量としては1~2カ月程度の情報量
専門知識がなく、ただの作業要員では
アルバイトと同じです。
真面目であるだけではダメなのです。
社会人としては当然なのですから。
「AI(人工知能)に真っ先に代わられるだろうな」
こんないやな確信をさせる働きぶりでした。
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・会計ソフトの操作を覚えて
伝票を毎日10枚程度入力すること
・ネットバンクの操作を覚えて
振込用のデータを作成すること
・先月のセクセルのデータを使って
支払い関係の一覧表を作成すること
彼女は慣れれば数時間で終わるような仕事に
丸々1日を使っていたのです。
社会人こそ、自分を育てるのは自分の責任
社会人においては、仕事をしている限り
給与が支払われます。
ただし自分をどこまで育てるのか
責任を持つ存在はいません。
自分で決め、自分で行動を起こすしかありません。
叱ってくれる先生はもういないのです。
したくない仕事を続けてはいけない理由
前述のように社会人の初期の仕事は、
「あなたの将来のクオリティ」に大きく影響します。
しかも意に沿わない仕事をダラダラ続けていたら
仕事観がそのレベルに固定化してしまうのです。
先述の彼女のように
それしかわからない、できない人物に
成長(?)していく可能性が強くなります。
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仕事から多くを吸収することができるのは
やはり感度の高い『若いとき』です。
あなたはその貴重な時間を
悔いのないように使えていますか?
目先がラクであることを選ぶと
長期的には大きな損をしているかも。
職場を判定するポイント
その職場が将来の自分に有益かどうか
簡単に見分ける方法があります。
ポイントは職場の同僚たちです。
自分の望む方向に近いと感じられるかどうか
そもそも何も望んでいないなら
進歩もありません。
周囲が「ああなりたい」とは思えない
社員ばかりなら
あなたは長期間にわたって
悪影響を受け続けることになります。
無意識で受け取る情報量は
意外なほど多いものなのです。
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ある程度仕事と環境に慣れたら
この視点で職場を点検してみるとよいでしょう。
仕事の内容と人物の両方ですから
早くても1年以上はかかることと思いますが。
今のままでは、その先輩の姿は未来のあなたです。
※全面的かどうかは別として
それでもいいと思えるかということですね。
ちなみに私の最初の転職の理由は
「こうなりたくない!」でした。
行動のパターンは限られている
若い社会人の意味するところは
保護された環境からの「一人立ち」です。
貴重な体験のスタートではあるけれど
いろいろな条件を自分で選ぶ権限はありません。
自分で選べるとすれば極論すると
「退職か継続か」の2択しかないのです。
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肝心の仕事だって
ずっと楽しいことなんてありません。
夢中になれる仕事なら
それが幸せだということを知ることになります。
たいていはずっと後になってからですが。
・意味なく続けては「成長の伸びしろ」を失う
自分をちゃんと育てているか・・
この視点は持っておきましょう。
キャリアで後悔しないために外部の情報を活用しよう
「なにかしなくては!」
「今のままじゃいけない!」
こうした気持ちは現実を変える原動力です。
しかし、日常生活の中では必ずしも
実行に移せるとは限りません。
気持ちの中では結論が出ているのに
いつまでたっても「行動を起こせない」
こんなジレンマに悩まされる人は多いものです。
年単位で時間を無駄にするケースは
いくらでもあります。
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一方でわずか数カ月であっても
習得できるスキルもあります。
それがどれだけあなたの未来を
切り開くことになるのか。
悩んでいるだけでは
望む未来は近づくことはありません。
相談相手を見つけよう!
こういうときは『相談』です。
知らないでいることは視野を著しく狭くします。
情報不足では、まともな判断はできません。
そのうえでアクションを開始しましょう。
何ができるのかなんて事前にわかるはずもないのです。
適性なんて想像だけでは判定できないのですから。
興味が多少ともあれば、試すだけの価値はあります。
まずは情報の多いところに
アクセスすることから始めましょう。
対面の相談でも今ではリモートで行われるのが
普通の光景になりつつあります。
自分に競争力をつけるには分野を絞ること
今まで考えたことがないスキルでも
社会が必要としているなら
マーケット上の評価は高くなります。
投入した負担に比べて、大きく回収が
期待できるなら挑戦する価値があります。
先ほどの例なら簿記の資格が相当します。
入門編という位置づけにある日商簿記3級は
早ければ1~2カ月で取得できる資格です。
有用性は知られていても
挑戦する人はさほど多くありません。
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この数年の流行では
「IT技術」や「プログラミング」でしょうか。
どちらも進化のスピードが
早いことが知られていますが
きちんと学んでおけば
なにかと応用が効きます。
文系・理系問わず習得でき、必要な場面が多いわりに
学ぼうとする人が少ないのもメリットです。
強制力を使うと成長が早い
新しい技術の習得に関してはコツがあります。
・短期間で徹底的にインプットすること
・活用の現場に早く出ること
の2つです。
緊張感がなければいつまでも
インプットを続けることになります。
不安は行動を妨げる方向に働きますので
注意しましょう。
のんびりやっていると新しい技術が生まれて
優位性が失われるかもしれません。
∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴
ちょっとこわいですが
井の中の蛙になることを避ける近道は
そのスキルを使う現場に
実際に身を置いてみることです。
つまり・・
これほど効率な方法も他にありません。
職場に迷惑をかけたくなくて
必死に勉強することになりますが
それが自分の壁を破る突破口になります。
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コンピューターを学びたくて
未経験からプログラマーの会社に就職したのが
他でもない私なのです。
もう30年近く前の話ですが
今でも十分に通用する方法ですよ。
スピード転職という発想を知ってますか?
調べてみたら私と同じ「実践重視」の発想で
未経験 ⇒ プログラマー
こうした転職をサポートしている会社を
見つけました。
>> 【GEEK JOB】事実600名以上が異業種 / 実務未経験からプロのエンジニアに転職成功
学習ツールも提供していて
24時間自宅で学ぶことができます。
それでありながら実践面を重視し
実際の仕事のトレーニングをしたり
次々と案件を紹介しては
短期間で転職させてしまうらしい。
∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴
最短で1カ月以内(なんと22日!)という実績があるようです。
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