仕事に資格を活かすには?時間をムダにしない資格取得の戦略とは
資格にもいろいろあります。
ここでは仕事に関わる資格について
考え方をお話します。
「資格取ろうかな」と思っている方に
ヒントになれば幸いです。
難関資格は参加資格の意味を持つ
トップクラスの難関資格は
職業としての参加資格としての意味があります。
弁護士や公認会計士、税理士などが代表例。
独占業務が法律で与えられているため
有資格者しかできない仕事の領域があるのです。
難関資格は仕事をするためのパスポート
法律で定められた仕事がしたいなら
合格するしか道はありません。
取得できなければ・・
補助業務は可能であっても
その道で責任を負うポジションにはつけません。
法律違反になってしまいますからね。
その難易度の高さが
事実上の「参入障壁」になっています。
ライバルは全員その壁を越えてきた人ばかりです。
長期戦に取り組む覚悟はあるか?
繰り返しになりますが
その仕事を選ぶなら取得するしかないのです。
合格がスタートラインなのです。
たとえ10年以上の歳月を費やしても
その事実は変わりません。
肚を決めて取り組んで下さいね。
長期戦になるので、数年程度の期間で終えたいなら
かなりの覚悟が必要です。
具体的には「休職して専念する」とか。
仕事を続けながらでは使える時間が限られます。
長期間戦える環境づくりは必須となります。
合格のためのシステムを買っても難しい
専門学校・スクールの受講は欠かせません。
問題を研究したり、時事的なアップデートは
個人一人の力では不効率だからです。
合格する保証はなくても
かなりのコスト負担になっても
ほとんどの方は
独学を選択しないでしょう。
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科目合格制である税理士のような資格は
2年で1科目ずつのように
計画的に取得する人もいます。
しかし、公認会計士のように全ての科目で
一度に一定ラインを超える必要のある資格は
瞬発力も要求されます。
それゆえ合格者は
20代ばかりということになります。
30代以降でも挑戦できますが
合格しても進路に困るケースもあるのです。
よく実体を調べてから挑戦した方がいいですよ。
実務経験を積ませてもらう機会がなくて
困っている方もいるのです。
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こうしたことを研究するなら
専門学校のパンフを入手することをおすすめします。
合格実績のみならず、勉強方法や
合格後の道のりも知ることができるからです。
気になる方はメジャーな専門学校の
資料を請求しておきましょう。
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スキルアップのための資格は品質を証明するもの
ニーズは特定分野に限られますが
その技量や知識などの品質を示す資格があります。
私の経験したものでは「簿記」が代表例ですね。
経理の担当者なら必須と言えます。
最も代表的な日商簿記(日本商工会議所が運営)なら
1級~3級、初級まであります。
資格なんてなくても作業はできる?!
ルーティンワークをこなすだけなら
こうしたものを特に必要はないと
考えることもできます。
いわゆる入力担当のパートさんが
こなす作業の大半はほぼ同じ仕訳です。
日付や数字の大きさが異なるだけの
データ処理を大量にこなしているのです。
確かにこうした定型パターンは
コンピューターが得意とするもので
早晩AIに取って代わられるのも理解できます。
しかし、それだけでは仕事は完結しないのです。
責任ある仕事を果たすにはスキルが足りません。
日常処理には発生しない重要データには専門知識が必須
年に1回しか使わないデータ入力もあります。
例えば減価償却費や棚卸資産などの計上ですね。
※意味の分からない方はスルーして下さい
こうしたものは極めて重要な意味を持っています。
知識があれば基本中の基本だったりするのですが。
会計業務の後に控えている税務業務では
かなり不利な結果をもたらすことがあるのです。
その1行のデータの入力があるかどうかで
税額が大きく変わり、資金繰りが変わり
会社が傾くかもしれません。
あなたの努力や意欲を表現するのがスキル資格
仕事を割り振る管理側の立場から見ると・・
こうした「抜け」があると予測される以上
安心して任せることはできないのです。
また一定の立場以上では税理士などの専門家と
連携することになりますが
共通知識がないと理解すること自体が
困難になります。
この水準だと一般には数カ月程度、
上位資格だと年単位での学習期間が必要です。
民間資格・独自資格は使い道に困ることも
任意に設立された協会等が
独自に付与する認定資格があります。
履歴書に書いてくる方もいますが
個性を表現する意味以上にはならないのが普通です。
多くのスペースを費やしたあげく
一貫したテーマが感じられない場合には
混乱した印象すら与えてしまいます。
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数日程度の学習で取得できるものは
『資格』とはいえないと思っています。
お金を払って取得したことはわかるのですが
品質証明には決してならない。
ましてや差別化には役立ちません。
入門から上級コースなど複数のレベルが設定されていて
取得にはかなりのコストが必要とされるものでも
他分野からは違いが判断できないからです。
具体的な実績を表現するなら
理解しやすいですが
受講するだけ、お金を払うだけで
得られる資格なら意味がありません。
結論:必要な資格の取得には相当の負荷がかかる覚悟を持とう
仕事や転職に役立たせたいなら
スキルアップ系の上位資格を取得しなければ
意味がありません。
説得力を持つのはそれ以上の水準だからです。
趣味で学ぶ場合なら何でもいいのですが
仕事となるとそうはいかない。
責任あるポジションの方がどんなスキルを
持っているかをみれば判断できるでしょう。
まず現場で経験を積んで
資格の必要性をよくかみしめた方がいい。
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そうやってモチベーションを高めた後なら
少ない時間でも有効に使って
なんとか知識を得ようとするはずです。
知識は一定期間内に集中して
繰り返さないと定着しません。
「仕事で有利になるように」
と思うレベルなら
当然難易度も上がります。
・スクールに通う
・通信講座を受講する
などの仕組みを使うことをおすすめします。
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独学でも不可能ではないにしても
メンタル面の調整が必要となり
さらに条件が厳しくなりますよ。
さっさと身に付けて現場で活かしたいなら
インプットは質の良いものを
選択しなくてはなりません。
資格取得のプロセスは準備に過ぎません。
準備期間は短くても済むなら短い方がいいわけです。
本番は合格後であることをお忘れなく!